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  • 障害年金は難しい?25 第3段階-4 人工肛門は3級

    前回まで

    障害年金の難しさの第3段階とは

    想定した障害状態や初診日が審査で認められない事

    前回までは傷病と障害がイコールの関係ならないため

    評価されなくても致し方ない事例でしたが

     

    今回は人工肛門について

    人工肛門をつけていると障害厚生年金3級になりまぁす!

    ・・・・なんていう初心者みたいな記事が書きたいわけでは当然ありません

    障害認定基準は難しいと思われていますが、

    中には簡単で初心者でも知っている例があります。

    透析で2級とか人工関節で3級とかペースメーカーで3級とか等々です。

    人工肛門が3級というのもその一つです。

     

    この判りやすい認定基準から以下の誤解が生じます

    人工肛門  =  3級

    人工肛門をつけている > 人工肛門をつけていない

    3級   > 人工肛門をつけていない

    この事例は直腸がんから人工肛門となり

    以前には障害厚生年金3級を受給していたが

    人工肛門を閉鎖し、肛門を残す手術を行った為に障害厚生年金3級が支給停止となる

     

    治療の選択肢は2つありました

    選択肢① 人工肛門を引き続き設置

    選択肢② ISR手術で肛門を残す

    この選択肢の違いは症状の軽重で決まるのではなく、

    ガンが肛門からどの位置にできたかによっておおよそ決まるものです。

    さらに手術する病院や医師によっても判断が変わります。

    つまり同程度の症状であっても治療方法が異なるのです。

     

    さらに各選択肢には各々メリットデメリットがあります

    選択肢②のメリットとしては肛門を温存できる

    デメリットは排便障害が残る

    この排便障害により1日15回を超える頻便状態となり

    労働に(著しい)制限を受けている状態となりました。

    人工肛門をつけているほうがむしろ仕事の制限が少なくなりQOLも向上するケースがあります。

    半面、人工肛門にも形状が崩れたりストマ周囲がかぶれたりするとストマ装着ができず、

    その治療と排便の為の通院が必要となるなどのデメリットがあります。

     

    結局、選択肢の①と②はどちらかが明らかに症状が重い、軽いと判断できる事例ではないんです。

    つまり障害の状態が

    人工肛門あり > 人工肛門なし  の証明ができず

    人工肛門あり  ≒ 人工肛門なし  ならば

    直腸がんーー人工肛門ー-人工肛門継続

    直腸がんー-人工肛門ー-人工肛門なしだが排便障害

    引き続き障害厚生年金3級となるはずです。

     

    しかし再審査請求でも認められませんでした。

    人工肛門をつけている > 人工肛門をつけていない

    人工肛門をつけていなければ3級不該当

    この思い込みというかそれ以上に事情を考慮する力が

    厚生労働省とか年金機構とか、認定医に欠けている

    そう断言して間違いないでしょう

     

    続く

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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